組体操の危うさ

組体操の危うさ

組体操で骨折、というニュースが流れています。
その原因は様々で、組体操自体の賛否もあがっているようです。

ここでは、私が個人的に、今、思うことを書いてみようと思います。

私は時折、小学校の児童館や児童センター(昔の学童)で、
体操をお伝えしています。
教育委員会の放課後プラン、アドバイザーという立場で、
お声がけいただいた所に伺っています。
なかなか、お答えできていないのですが^^;

<身体が支えられない>

馬跳びができないんですー!今のお子さん。

子ども達に聞いてみたことがあります。

「馬跳びやったことある?」
「ある~?」
「いつやってるの?」
「親子レクとか!」

そっか、そもそも経験してないんだかからできないよね~。
じゃ、経験だ!やってみよう!

でやるのですが、馬になる時、どこに手をついていいかわからない。
足幅、馬の大きさ、膝の状態、どれも安定せず、ゆらゆら。
(もちろん、できてる子もいます、数少ないですが)

このゆらゆらな馬を跳ぼうと思うと、怖いんです。
跳ぶ側も、相手がしっかりしてる跳び箱とかならまだいいのですが、
今にも倒れそうな馬では…。

ここで、「コアキッズ体操」を取り入れます。
日本コアコンディショニング協会の発育発達メソッド。

1歳までの赤ちゃんの動きを取り入れ、真っすぐ立てる、
ケガの少ないカラダの根っこを作ります。

馬跳びに必要な要素も身体にインプットし、再度チャレンジicon09

馬跳びになって来たface02

子ども達に聞くと、
「軽く跳べた!」
「馬がぐらぐらしなかったから、跳びやすかった」
「もっとやりたい!」

自分の身体を支えること、
相手の身体も支えられること、

この身体の根っこが、もう少し育ってくると、
組体操も今より安心してやれるんじゃないかなーと思うわけです。


この馬跳び、
私達が子どもの頃(いつだ⁈face03)には、
普通にみんなやってましたよね。

これって、相手に応じて馬の大きさを変えてあげたり、
チカラ加減を調整したり、大きな馬に挑戦してみたり、
並んでやる時には、次の人との間をどれくらい空けるか、
自分のカラダと相手、空間とのやり取りが育つんですよね。

小学生くらいまでのお子さんがいらっしゃる方は、
ぜひ一緒にやってみてくださいface02


だから、私は、今お伝えしたいのです。
お子さんの身体の根っこ作り。。

なので昨日の記事へface01
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